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ドクターキューブ導入事例

ドクターキューブ
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町野皮ふ科(まちのひふか)

院長 町野哲

診察前の待ち時間、雰囲気の暗さを無くしたい。
強い思いは、幼い頃の経験から生まれたもの。

導入が2014年7月と、長らくドクターキューブを活用いただいている「町野皮ふ科」様。元々は電子カルテのメーカー様からご紹介で、以降8年に渡りお付き合いをいただいてきた中で、公式サイトへの受付番号表示データの連携など、患者様や時代のニーズに応じたカスタムを重ね、現在に至っています。予約システム導入の経緯やそこに秘めた思いなどを、院長・町野哲先生に伺いました。

「患者様の待ち時間を無くすために、何ができるだろう?」
――― まず「ドクターキューブ」導入を決められた時の状況を教えてください。

地元でもあるこの町に戻ってきて「町野皮ふ科」を開業してから、すぐに多くの患者様にお越しいただけるようになりました。ただ、それに伴って患者様にお待ちいただくことが多くなり、申し訳ない気持ちも強くなってきました。患者様の待ち時間を無くしていくために何ができるのだろうかと考えると、やはり予約システムの導入は必須であると思い至りまして、当時お付き合いのあった電子カルテの業者さんに相談をしたところ、「ドクターキューブ」を紹介してくれたのが最初のきっかけです。

――― 色々な提案があったと思いますが、決め手になったポイントは何だったのでしょうか?

やはり「ドクターキューブ」の持つカスタマイズ性が大きかったように思います。当時使用していた電子カルテとの連携はもちろん、当時の状況として対応できていなかった「当日順番予約」にも対応ができるということが分かり、その他の懸念事項についても「ドクターキューブ」ならクリアできるのではという期待を感じられたので導入を決めました。

当院に合った形へのカスタム、不満が出たらすぐ対応してくれる体制が有難かった
――― それまでの予約は、どういう形態を取られていたのでしょうか?

基本的には、あらかじめお越しいただく日時を決めていただくような「時間予約」の形で受付けていました。当然、当日にお越しになる患者様もいらっしゃるので対応するのですが、「時間予約」の合間に入っていただく形になるため、結構な待ち時間を強いてしまうことも少なくなかったのです。それが「ドクターキューブ」を導入することで、元々の「時間予約」と「当日順番予約」を併用できるようになりました。おかげで当日お越しになった患者様を待合室で長時間待たせてしまうことが少なくなり、そのメリットを実感できました。

待合室

――― 「ドクターキューブ」導入後、システム運用もスムーズに行われていますか?

そうですね。導入してから8年ほど経つのですが、気になったことや変えてほしいことが出てきた時に、その都度「ドクターキューブ」の営業やサポートの方が素早く対応してくれているので、順調に運用できていると思います。最初に使っていた電子カルテとの連携もそうなのですが、当院のWEBサイトに現在案内中の予約番号を表示させたいと思いついた時にも、すぐにWEB制作会社とも連携を取っていただいて、「ドクターキューブ」で管理している番号表示を組み込んでいただけました。その後も細かい点が気になったことはありますが、すぐに調整や検証をしていただけるのが有難いですね。

長い待ち時間、暗い待合室…自身の幼い頃の記憶を反面教師に
――― “患者様を待たせない”という点を特に意識されているようですが、何かきっかけがあったのでしょうか?

実は私自身が、子供の頃にアトピー性皮膚炎のために通院していました。痛み・痒みを抱え、包帯をぐるぐる巻かれた状態で、病院の薄暗い待合室で長い間じっとしていなければならない状況は子供にとっては辛く、その経験は今でも強く記憶に残っています。
皮膚科医を志したのも、その子供の頃の経験が大きく影響していると思います。地元に帰ってきて開業を決めた時にも、院内の待合室を明るくしたり、広い窓の外に庭を設けたり、マンガなどもたくさん置いたりして、お子様が不安にならない、待ち時間が苦痛にならない環境にしようと配慮しました。そして「ドクターキューブ」の予約システム導入によって、待ち時間そのものを少なくすることも叶い、あの頃の自分のようなお子様が当院に通われても不安は少ないはずだと思っています。

お子様用の待合室

複数ドクターによる診察、近隣への往診、新治療の研究など、時間を有効に活用
――― 今後の皮膚科クリニックとしての展望をお聞かせください。

開院当初から実施していたのですが、近隣の介護施設様などからの依頼に応じて、診察の合間を縫って往診を行なっています。当初は私自身が患者様のところに伺って診察をしていたのですが、現在は非常勤のドクターも増えたので、予約状況を踏まえながらシフトを組むような形で行なっています。やはり生まれ育った町に帰ってきて開業したので、この町のために役立てるのは嬉しいことですね。これからも、できることは何でもやろうと考えています。

皮膚科というのは対応する範囲が広く、日頃の診察はもちろんのこと、症状によっては手術も行いますし、顕微鏡を覗いて組織の分析を行うこともあれば、内科的な診療の中で膠原病との関連を疑うなど、様々な領域の知見が求められます。それに、診る場所も口の中や髪、爪に至るまで、あらゆる部位が関わってくるものです。
今、皮膚科自体にパラダイムシフトが起きていて、治療法なども大きく変わろうとしています。例えばアトピー性皮膚炎の治療においても、新しい薬が開発されるなど治療の幅が拡がっています。治らなかったものが治るということが実際に起きているので、そういった時代の流れを注視しながら、私自身が新しい知識や情報を常に採り入れて患者様に還元していくことが大事だと考えています。加えて、例えば日々の身体の洗い方や爪の切り方など、治療だけではなく生活習慣のアドバイスなどもできれば良いですね。
やはり私自身が子供の頃から医者のお世話になることが多かったですし、当時の自分が「こういう医者にかかりたかった」と思えるような存在でいたいですよね。

――― 「一番、患者様の気持ちが分かるドクター」ですね。

そうですね。患者様に「この病院に来て良かったな」と思っていただけるように、私自身やスタッフからのお声かけなども日々意識していますし、そのための環境づくりを行なっています。そんな中で、やはり「ドクターキューブ」の役割というのは非常に大きいですし、今後も頼りにしています。
今後に期待することとしては、患者様がスマホやパソコンから日々予約をいただくので、常に時代に沿ったデザインや仕組みにブラッシュアップされていくと嬉しいですね。

院長 町野哲

町野皮ふ科

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