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ドクターキューブ導入事例

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やちよ総合診療クリニック

院長 沖一匡

1日500人を診るクリニック!
時間予約と順番予約の両立と工夫。
自走するスタッフを育てる環境づくり。

千葉県八千代市エリアにて地域密着型の医療機関として親しまれる「やちよ総合診療クリニック」様は、「何でも診る」をモットーに土・日・祝に加え救急・夜間の診療も行い1日に500人もの診察を可能にしたクリニックです。その診察を実現する予約システムの活用、スタッフの育成について沖先生に伺いました。

千葉県屈指の住宅都市で暮らす 人々のニーズに合ったクリニックを開業

当院は、ちょうど新型コロナウイルスの流行が拡大していた2020年に開業いたしました。この地を選んだのは千葉県内の病院に勤務していた経験から、土地勘があったこと、また八千代市は都心勤務者のベッドタウンとして宅地開発が進み、マンションや住宅地が広がる活気ある街であるという背景もありました。

当院では平日は夜21時まで、土日・祝日も診療を行っています。行きたいタイミングで診てもらえるクリニックがある安心は、病気で困っている方々に必要だと感じています。私自身の救急・総合診療や海外医療支援にも従事した経験から診療科目を問わず「何でも診る」クリニックを目指したいと考えるようになりました。救急の受け入れも積極的に行っており、年間800〜1,000件は受けていて八千代市でも2番目に受け入れ数が多いと八千代市の救急隊員からも聞いています。「何かあったら、やちよ総合診療クリニックへ」と市民の皆さんに思っていただけていると実感しています。

やちよ総合診療クリニック

やちよ総合診療クリニック

1日500人を超える来院数を 可能にする仕組みづくり

開院初日から外来患者数は約100人を超えました。私の中では1日500人は対応できると想定していましたが、そのためにはスタッフ数や駐車場の確保、来院者の予約整理について日々の改善が必要でした。開業当初は17名でスタートし今では非常勤医師も含め約60名のスタッフで対応しており、1日平均250~350人の来院者を診ることが可能となりました。クリニックまでの送迎サービスや駐車場も増設し受け入れも問題なくできていると思っています。

待合室

待合室

2024年12月~2025年1月は発熱外来が増加し1日あたりの来院者数が500名を超える日もありました。その時はスポットバイトなどで駐車場の整理人員などを増やし、スムーズに最善の医療が提供できるよう「適材適所」のスタッフ配置を考え実践しました。また当院に合った来院予約システムについてもスタッフが率先して改善に努めています。当院は診療科目が多いことに加え、直接来院・時間予約・順番予約といった多様な受診形式に対応しており、さらに季節変動による来院者数の増減もあります。これらに対応するためには、カスタマイズ性が高く、設定変更など柔軟に対応できる予約システムが必須となります。ドクターキューブ社には細かな相談への回答や変更作業に対する迅速な対応に非常に助けられています。当院のような複雑な運用にも対応できるのは、同社ならではだと感じています。

また当院は開業当初よりWEB予約システムを導入しておりますが、新たに2025年3月より、時間予約だけでなく、WEBから当日順番予約も開始いたしました。おかげさまで利用者も増えています。WEB予約が増えると待ち時間が少なくなり、患者様が時間に合わせて来院されるので駐車場の混雑も緩和されました。当院にとってはうれしい「改善の副産物」がついてきました。これも予約システムの改善が結果的にクリニック運営を変えた1つだと思います。

診察室前

診察室前

自らが考え実践するスタッフを 生み出す環境づくり

当院は多くのスタッフが在籍しています。平日で3~4診/土日祝は4~5診を支えるにはスタッフのスキルと育成が必須です。医師に関しては診療科目を問わず診察できるオールラウンダーを採用しています。その診療を支える理学療法士・放射線技師・看護師・受付・クラーク・医療事務その他当院のスタッフも採用時には厳しい選定をしています。私が求める「全ての病気で困っている人に適切な医療と安心を届ける」そして「当院に関わる全ての人を幸福にする」という理想を一緒に考え、実践できるスタッフがここにはいます。最終的な判断は私が行いますが、基本的にそれまでの話し合いや提案、改善はスタッフが自ら考え実践しています。そこにブレーキはかけません。私のやりたいことをスタッフが理解しているので安心して任せています。その信頼が伝播し「自走するスタッフ」が生まれる環境になっていると思います。

前述した予約システムの改善についてもスタッフが考え日々の改善を行っています。またスタッフからの発案で「架け橋チーム」プロジェクトが発足しました。診察後のフォローアップや生活支援、心のケアまで公共福祉と連携して安心と笑顔を届ける活動です。当院が1日500人を超える診察も可能にする根底には、優秀なスタッフとの意思疎通にあります。この就業環境を継続していくことが当院の成功の鍵だと思っています。

最後に私たちが求める理想の医療を実現するためには医師、スタッフ、関連する医療機器、システム会社それぞれが適材適所で力を発揮する環境づくりが必要になります。

ドクターキューブ社は迅速なサポートとシステム変更の対応力があります。これからも当院のメンバーとして日々の改善事項を共有し安心と笑顔を届ける医療を一緒に目指していただけたらと思います。

やちよ総合診療クリニック 院長 沖一匡

やちよ総合診療クリニック
  • 千葉県八千代市緑が丘西1-15-4
  • 内科、外科、整形外科、リハビリテーション科、麻酔科、小児科、脳神経外科、泌尿器科、アレルギー科、救急科、予防接種、その他
  • https://yachiyo-clinic.com/

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